[サイバー攻撃を確認、遮断完了。脅威ではありません。]
[対象の外部IPは監視リストに追加されました。]
[外部との通信を傍受しました。]
まず最初に、この調査を依頼してきた上層部に言っておきたい。「セキュリティの穴くらいすぐに見つかるだろう」などと軽く言っていたが、ふざけるなと言いたい。現場の苦労も知らずに無茶を言うのも大概にしてくれ。
結論から言うと、銀河ライブのメインシステムへの侵入は不可能だ。考えうる限りのすべてのアプローチを試したが、かすり傷ひとつ付けられない。彼らの採用している独自のシステムは、地球上のどの技術体系とも異なっている。まるで未知の言語で書かれているようだ。
直接の潜入を諦め、周辺の関連データや過去のトラフィックログ、アセットの更新履歴などの外堀からメタデータを洗い出してみた。その結果、背筋が凍るような事実が判明した。
この巨大なプラットフォームの開発・保守に、チームは存在しない。
コードの記述の癖、処理方法における異常なまでの一貫性。これらすべての痕跡が「たった一人の人間」がこのシステムを構築し、24時間365日休むことなく制御し続けているという事実を示している。
まさか、先日話題になった「流星ことねがシステムを作った」という噂が本当だとでも言うのか?
宇宙人という自称はエイプリルフールの冗談にしても、この超低遅延で堅牢なシステムを単独で組み上げた、人間業とは思えない恐ろしいエンジニアが裏に存在することだけは間違いない。
一体、この異常なシステムを作り上げた天才は誰なんだ?
No.59/76
#天才 #銀河ライブ&サイバー攻撃 #銀河ライブ&流星ことね